『マンガでよくわかる 教える技術』の第1話
この作品は石田淳(いしだじゅん)氏の著書『教える技術』を漫画にしたものです。漫画で表現することでより広く、多くの人にわかりやすく内容を伝えています。
職場で部下を持つリーダーや上司の立場にある人向けの本です。
【第1話】
一緒にランニンングしながら、神吉は男性から「教える技術」を学びます。
神吉は男性を "師匠" と仰ぎ、気合も十分です。
"師匠" は初めに、「理解」と「実践」は別物であると説きます。
やるべきこと、やったほうがいいことは頭で分かっていても、なかなか行動に移せないというのはよくあることです。
「やる気」に左右されない行動を促すためには、上司のサポートが不可欠です。
そもそも「教える」とは、
望ましい行動をできるようにすること
であり、また、
間違った行動を正しい行動に変えること
を言います。
そのためには、教える内容を整理しておく必要があります。
まず、教える内容を「知識」と「技術」に分けます。知識とは、聞かれたら答えられることであり、技術とは、やろうとすればできることです。
次に、成果を上げている人の行動から「成果につながる行動」を見つけます。
そしてそれをチェックリストにまとめておけば、新しい人を指導する時にも応用が利きます。
神吉は "師匠" から他にも色々と学び、それをさっそく実践。中途社員の乙葉成雪と積極的にコミュニケーションを進めます。
中途社員は他の職場での知識・経験を持っています。
(1)「知っていること・知らないこと」「できること・できないこと」を把握し、(2) 行動の優先・劣後を明確にし、(3) 相談相手としても尊重し、中途社員ならではのアイディアを活かします。
部下の行動に着目し、成果を上げている人の行動と部下の行動を比べ、不足しているものが「教えるべき行動」といえます。そしてそれを積極的に行動に移してもらうためには、上司との信頼関係が重要になります。
神吉は乙葉と語り合い、信頼関係を築いていくのでした。
こちらの作品は eBookJapan で試し読みできます。ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。(^^)
↓ ↓ ↓